2020年度(令和2年度)大久保ファイターズ卒団 中川家

俺の息子、野球始めたぞ
お前の息子も連れてこいよ

小学校初めての運動会で父は同級生に声をかけられ長男は野球をみにいきました。

まさか息子が野球少年になるなんて思いもしませんでした。

仲間と共に練習をし、指導者から技術を学び色々な経験をしてきました。

5年生になった頃、守備で外野内野をしてきましたがピッチャーをする事になりました。
ストライクが入らずフォアボールの連続。
打たれて点数が入ってしまう。
うまくいかない。自信がない。怒られる。
試合中でも仲間が守ってくれているのにマウンドの真ん中で息子は何度も泣いていました。
家に帰って来ればやりたくない、大嫌いだと言っていました。
それでも指導者は熱心に指導して下さいました。
6年生、背番号1をつけた息子の背中は逞しくみえました。
泣いてばかりだった頃とは違い自信を持って試合に臨めるようになっていました。
良い時も悪い時も見守り、指導してくれた監督、コーチ。
一緒に戦ってきたチームメイト。
たくさん声をかけてくれた保護者の方々。
息子は大久保ファイターズに育てて頂きました。

卒団式
大久保ファイターズで嬉しかったことは?の質問に
背番号1をもらえたこと と答えていました。
監督への言葉には
1番嫌いだったポディションが今は1番好きになりました と書いてありました。

平日練習、週末は試合。
忙しく過ぎていった6年間でしたが息子の頑張る姿や成長をとても近くで見ていられて私にとって幸せな6年間でした。

中学校でも野球を続ける、ピッチャーを目指すと決めたようなのでこれからも応援する事を楽しみに私も頑張りたいと思います。
ありがとう、大久保ファイターズ!!!!